友人とのハワイ旅行での買い物中に、友人が突然気を失って倒れてしまいました
ハワイ旅行3日目の夕飯後、スーパーでの買い物中に友人が失神しました。
友人2人と成田空港から夜中の便で出発し、時差ボケも治らぬまま、マリンスポーツをしたり、プールに行ったり、ドライブをしたり、買い物をしたり、と、連日予定をギッシリ詰め込んでいました。そんなハードスケジュールに加えて、3人とも初めてのハワイで浮かれていたせいか、1日3食お腹いっぱい食べる+目に入ったおいしそうなものは食べてみる・飲んでみるという暴飲暴食もしていました。
そんな連日の疲れや、いくら気の知れた友人と言えども、多少なりとも気の遣いあいもあり、神経がすり減っていたのかもしれません。ハワイ3日目の夜、お腹いっぱいステーキを食べたあと、飲み物とお菓子を買いにスーパーへ行き、店内をウロチョロしていたところ、急に友人の一人が「バタンッッ!!」と音を立てて仰向けに倒れました。その蒼白は顔色から、ただ転んだのではないということがすぐわかり、近づいてみると友人は失禁してしまっていました。その時店舗内は空いており、私たちの他にお客さんがほとんどいない状況でした。また、友人が倒れた場所はレジのスタッフからも死角になっており、まわりの人たちはこの異変に誰も気づいてくれませんでした。肩をたたいたり、話しかけたりしながら、もう1人の友人と救急車を呼ぶかどうか、どうやったら呼べるのか、ハワイでは救急車を呼ぶとお金がかかると聞いたが本当か、原因はなんだ、脳梗塞等だったらどうしよう、ご家族の連絡先がわかるか、などと言い合っている数分のうちに、倒れた友人は目を覚ましました。
友人は何事もなかったかのように起き上がり、私どうしたんだろう、と記憶がない様子でした。倒れたことなどを話すと驚いていました。幸い大事には至らず、連日の疲れや胃腸の弱り、貧血などが原因だろうという推測で落ち着き、そのまま宿泊するホテルに帰りました。
今回友人が倒れてしまったことの原因は、時差ボケをほっといてそのまま事前に企画したハードスケジュールを過ごしてしまったことだと思っています。倒れた友人は、途中で調子が悪いと感じたこともあったそうなのですが、私たちに気を使って無理をしてしまっていたそうです。
旅行は、非日常です。無理なスケジュールを組まない。少しでも異変を感じたら、きちんと休憩をとる。スケジュールは柔軟に変更する、といった対応が必要だったと思いました。
また、もしもの時のために、特に海外など慣れないところでは、救急車の呼び方や、一緒に旅行に行く人の緊急連絡先を把握しておくといったようなことも必要なのだと認識させられました。
旅行は楽しいし大好きですが、もしもあの時友人が…と思うと今でもゾッとします。みなさんも余裕のある計画と気持ちをもって、楽しい旅行ができるようにしてください。