ハワイのホテル従業員が賃金アップを求めてストライキ
ハワイのマリオットホテルで働く従業員が、オワフ島とマウイ島にある6つのマリオット・ホテルでのストライキに突入しました。
ホテル従業員はマリオットに対して数ヶ月に及ぶ賃金交渉を行っていましたが、期限内に協定が締結できず現地時間2018年10月8日(月)からストライキに入りました。
ストライキ対象ホテル
オアフ島
・ワイキキビーチ・マリオット
・シェラトン・ワイキキ・ホテル
・ロイヤルハワイアンホテル
・モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ
・シェラトン・プリンセス・カイウラニ
マウイ島
・シェラトン・マウイ・リゾート&スパ
1つの仕事で十分
今回のストライキはホテル従業員が「One Job Should Be Enough(1つの仕事でハワイに住むのに十分な給料を得ること)」をスローガンに報酬アップ要求しております。
ハワイは物価が高いですが、ホテル従業員の給料は安いため、複数の仕事を掛け持ちして生活されている方が多くいらっしゃいます。
そのため、ホテルの仕事だけで生活ができる水準に給料を上げて欲しいと交渉しております。
ストライキ中は該当ホテルではチェックインができなかったり、レストランが営業していなかったりするようです。
ホテルのサービスというサービスが一切受けられません。それもそのはずホテルのサービスは従業員の方あってのサービスですから当たり前ですね・・・
いずれも日本でも有名な人気のホテルですので、宿泊される方はたまりません。早く解決すると良いですね・・・
ホテルでストライキが発生して十分なサービスが受けられなかった場合に宿泊料金は返金または減額されるのか?
たびたび発生するハワイのホテル従業員によるストライキ。ストライキ中にハワイ旅行で該当ホテルに宿泊された事がある方もいらっしゃると思います。十分なホテルサービスが受けられない中、ホテルの対応はどのようになるのでしょうか。
日本では考えられないようなことですが、ホテルからはこのような説明が出されております。
「ユナイト・ヒア!ローカル5(労働組合名)に属する労働組合員は、ストライキを行う事を決定致しました。
幣ホテルではローカル5がストライキを行う権利を尊重しておる為、その影響で従業員の不足またご提供できるサービスに限りがでることが予想されております。幣ホテルの運用のため必要な予備スタッフを出来る限り補充するよう努めております。」
そのうえで、「このストライキによる影響を最小限に抑えられるよう努力し、宿泊されているお客様へ安全な環境を提供し、素晴らしい経験をしていただけるようできる限りのお手伝いを続けていく所存です」とあります。
そうです、宿泊代金は返金も減額もされないという残念な結果となります。
最後にもう一度、早く解決されることを願います。