クレジットカード会社毎に為替レートはどれほど違うのか疑問に思った
海外でのショッピング利用とても便利なクレジットカード。両替の手間も不要でショッピングが可能ですが、小さな疑問がありました。
ドルで利用したクレジットカードの明細は日本円で請求が来るはずだけど、クレジットカード会社毎に為替レートはどれほど違うのだろうか?
ドルへの両替であれば、いつ両替するか、どこで両替するかによってレートが異なりますよね。手数料も含めると大きな差が出てしまいますので、少しでも安く両替できる方法を探されるかと思います。
両替についてはこちらを参照して下さい。
同様にクレジットカードを海外で利用した場合の為替レートの大きな差があるのであれば、ハワイで利用するクレジットカードを選択するべきではないか。折角なので2017年親子孫三世代ハワイ旅行で試してみました。
親子孫三世代ハワイ旅行のスケジュール(日程)はこんな感じでした。
ワイキキのABCストアで99セントの水を同じ日に別々のクレジットカード(VISA、アメックス、JCB、マスター)で購入してみた
我が家で保持しているクレジットカードは全部で4枚。
- 海外旅行保険を目的に作成したエポスカード(VISA)
- 海外旅行保険を目的に作成したアメックスゴールドカード(アメックス)
- 裏技で格安ハワイ旅行を楽しむ為に作成したソラチカカード(JCB)
- JAL利用時に作成したJALカード(マスター)
実験のため購入したのはこちらのペットボトルウォーター4本です。
さすがに水を1本づつ、別のクレジットカードで支払いをするのは恥ずかしいお店に迷惑だと思ったので、近くのABCストア2軒で夫婦それぞれ1本づつ購入しました。
ハワイではペットボトルを購入するとBottle Deposit(ボトル保証金)とEnvironment Fee(環境手数料)が発生します
少し話がそれますが、ハワイのABCストアで購入した0.99ドルのペットボトルウォーターのレシートを良く見るとTax(税金)の他にBottle Deposit(ボトル保証金)5¢とEnvironment Fee(環境手数料)1¢が発生しております。
これはリサイクル法案に基づくリサイクル費用のようです。
ちなみに、空になったペットボトルをリサイクルセンターへ持って行くとBottle Deposit(ボトル保証金)が返金されるそうです。
ABCストアのレシートと帰国後の各クレジットカード会社からの請求書を確認してみた結果
VISAカード
1.1ドルの利用で請求は123円でした。
アメックス(アメリカンエクスプレス)カード
1.1ドルの利用で請求は122円でした。
JCBカード
1.1ドルの利用で請求は123円でした。
マスターカード
1.1ドルの利用で請求は122円でした。
クレジットカード会社毎の為替レート比較結果
ハワイのABCストアでペットボトルウォーターを購入した条件はこちら
購入時間:2017年8月28日 21:00頃
購入額:1.1ドル
各クレジットカード会社毎の請求比較結果はこちら
利用額 | 換算レート | 換算日 | |
VISA | 123円 | 111.81818 | 8/30 |
アメックス | 122円 | 110.909 | 記載無 |
JCB | 123円 | 112.227 | 8/31 |
マスター | 122円 | 110.909 | 記載無 |
今回比較した結果では、アメックス及びマスターカードの換算レートが一番有利なレートであった事が分かりました。ただし換算日がクレジットカード会社毎に異なる為、本当の意味ではどこのクレジットカード会社の為替レートが一番有利かがわかりませんでしたが、気にするほどの差は無いというのが実感です。