30代夫婦と子供達 初めてのハワイ旅行まとめ

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子供の海外旅行保険はどうする?家族分の保険をまとめて安くする方法

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子連れハワイ旅行の海外旅行保険

そもそも海外旅行保険は本当に必要なのか?人それぞれ考え方は違うので決め付ける事は出来ませんが、我が家の考え方では「海外旅行保険は必要」だと思っております。
なぜなら、家計が破綻してしまう危険性があるからです。
すなわち保険を利用しないと致命的な打撃を被る費用をを保険で賄うべきであるというのが、我が家の考え方で特に次の2つへの対応が重要だと思っております。

海外での治療に対する医療費支払

日本には健康保険制度があり、病気や怪我により病院で診療してもらった際、大人でも大抵は医療費の3割負担で済みますし、幼児にいたっては無料のケースもあります。
また、高額療養費の制度を利用する事により、医療費の払い戻しが受けられたりしますので家計が破綻するほどの事は無いと思います。
(大きな病気などは別途医療保険にも入っておりますので、国内での傷病にはある程度備えがあります。)
しかし、ハワイではこの健康保険や医療保険で補いきれないケースが発生しますので、それに備える意味での海外旅行保険が必要であると思っております。

賠償という基本的な考え方

ハワイでは賠償という考え方が一般的で、誤って他人を怪我させてしまった場合や、子供がふざけて走り回った際にお店の物を壊してしまった場合など、全て「自己責任」となり高額な賠償請求を受けてしまうケースがあります。
このように高額な賠償請求を受けてしまった場合にも、海外旅行保険が必要であると思っております。

 

海外保険の主な補償項目

傷害死亡

旅行中の事故による怪我が原因で死亡した場合に補償されます。

傷害後遺障害

旅行中の事故による怪我が原因で後遺障害が発生した場合に補償されます。

傷害治療

旅行中の事故による怪我が原因で医師の治療を受けた場合に補償されます。

傷病死亡

旅行中の病気が原因で死亡した場合に補償されます。

傷病治療

旅行中の病気が原因で医師の治療を受けた場合に補償されます。

賠償責任

旅行中に誤って他人を怪我させてしまったり、他人のものを壊してしまったりして、被害者から損害賠償を請求された場合に補償されます。

携行品損害

旅行中に携行する身の回り品が盗まれたり、事故により壊れてしまった場合に補償されます。

救援費用

旅行中に怪我や病気などで家族がハワイに駆けつけた場合に、その費用が補償されます。
また、航空機事故や遭難などで捜索・救助活動が必要になった場合の費用が補償されます。

航空機遅延等費用

航空機の遅延や欠航などにより必要となった宿泊代や食事代が補償されます。

航空機寄託手荷物遅延等費用

航空会社に預けた手荷物が現地に届かなかった場合に、ハワイで負担した衣類購入費や生活必需品購入費が補償されます。

 

ハワイでの海外旅行保険支払状況

大手旅行会社JTBによるジェイアイ傷害火災保険株式会社の2014年度海外旅行保険事故データ(2015年7月17日発表)によると、ハワイで発生した最高額の支払保険金は6,080万円だそうです。
これは、嘔吐物を飲み込み気管に入ってしまい救急車で搬送。胃腸炎・肺炎・敗血症と診断され、16日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送されたケースです。
ついで1,852万円で、散歩中に転倒し救急車で搬送。大腿骨頚部骨折と診断され、19日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。
あくまで最高額であり、ジェイアイ傷害火災保険株式会社の資料によると、高額医療事故とは治療・救援費用が300万円を超えた場合と定義しております。
要は300万円を超える治療・救援費用がかかるのは極めて特殊なケースだと言う事です。
また、補償項目別の事故件数の状況(保険金支払件数ベース)を見てみますと、第1位は治療・救援費用で45.9%。
第2位は携行品損害で34.9%。第3位は旅行事故緊急費用で16.5%となっており、上位3件で実に97.3%を占めております。
賠償責任については1.1%の割合でしかなく発生確率としては極めて低い割合となっております。
参考サイト:http://www.jtbcorp.jp/scripts_hd/image_view.asp?menu=news&id=00001&news_no=2083

 

海外で利用できる健康保険(日本人は全員加入している健康保険)

海外療養費制度

日本の健康保険には海外医療費制度というものがあります。
海外旅行中や海外赴任中に急な病気やけがなどによりやむを得ず現地の病院で診療等を受けた場合、一部医療費の払い戻しが受けられる制度です。
ただし、海外療養費の支給対象となるのは、日本国内で保険診療として認められている医療行為に限られます。
簡単に言うとハワイでの治療費と、日本で同様の治療を受けた場合の費用とを比較して、安いほうの医療費の7割が戻ってくるという事になります。
ハワイでの診療金額と日本との診療金額の差額分が海外旅行保険としてカバーするべき保障だと考えます。

海外療養費制度申請時の注意点

海外療養費制度利用については申請が必要な為、ハワイで診療を受けた際には領収書や診療明細を必ず貰っておきましょう。
ただし、美容整形やインプラントなど、日本国内で保険適用となっていない医療行為や薬が使用された場合は、給付の対象になりません。
また、療養(治療)を目的で海外へ渡航し診療を受けた場合も、支給対象となりませんので注意が必要です。

 

各社の補償金額と保険料比較(参考)

保険金額 保険料
傷害死亡 傷害後遺障害 傷害治療 傷病死亡 傷病治療 賠償責任 携行品損害 救援費用 航空機遅延等費用 航空機寄託手荷物遅延等費用 個別 家族総額
AIU損害保険株式会社 3千万円 90万円~3千万円 無制限 1千万円 無制限 1億円 60万円 無制限 5万円 5万円 7,740円 20,730円
3千万円 90万円~3千万円 無制限 1千万円 無制限 家族共用 家族共用 無制限 5万円 5万円 5,510円
子供1 1千万円 30万円~1千万円 2千万円 500万円 2千万円 家族共用 家族共用 2千万円 5万円 5万円 3,740円
子供2 1千万円 30万円~1千万円 2千万円 500万円 2千万円 家族共用 家族共用 2千万円 5万円 5万円 3,740円
三井住友海上火災保険株式会社 5千万円 5千万円 1億円 3千万円 1億円 1億円 60万円 1億円 2万円 10万円 8,120円 19,820円
5千万円 5千万円 1億円 3千万円 1億円 家族共用 家族共用 1億円 2万円 家族共用 5,600円
子供1 1千万円 1千万円 2千万円 1千万円 2千万円 家族共用 家族共用 2千万円 2万円 家族共用 3,050円
子供2 1千万円 1千万円 2千万円 1千万円 2千万円 家族共用 家族共用 2千万円 2万円 家族共用 3,050円
エース損害保険株式会社 5千万円 5千万円 無制限 2千万円 無制限 1億円 30万円 無制限 保険料の10%限度 10万円 8,330円 23,130円
5千万円 5千万円 無制限 2千万円 無制限 家族共用 家族共用 無制限 保険料の10%限度 10万円 6,360円
子供1 1千万円 1千万円 無制限 500万円 無制限 家族共用 家族共用 無制限 保険料の10%限度 10万円 4,220円
子供2 1千万円 1千万円 無制限 500万円 無制限 家族共用 家族共用 無制限 保険料の10%限度 10万円 4,220円
JCBゴールドカード(家族カード含む) 1億円(5千万円) 1億円(5,000万円) 300万円 なし 300万円 1億円 50万円 400万円 2万円 4万円 10,800円 10,800円
ただし、オンライン入会で初年度無料キャンペーン実施中の為、実質0円
1億円(5千万円) 1億円(5千万円) 300万円 なし 300万円 1億円 50万円 400万円 2万円 4万円 0円
子供1 1千万円 1千万円 200万円 なし 200万円 2千万円 50万円 200万円 2万円 4万円 0円
子供2 1千万円 1千万円 200万円 なし 200万円 2千万円 50万円 200万円 2万円 4万円 0円

※2015年7月時点で我が家で検討した保険
保険金額は各社ファミリー用参考プランで試算
夫、妻、子供2人(7歳と5歳)
ハワイ5日間

 

我が家の結論はクレジットカードのゴールドカードを利用

以上の事から我が家では子連れでハワイ旅行に行った際に、海外旅行保険用にゴールドカードを1枚(家族カード利用)作成しました。
ハワイで何かと便利なJCBカードでゴールドカードを作成し、普段利用していた一般クレジットカードの2枚をあわせる事で、必要な海外旅行保険を賄えると考えたからです。
それでもどうしても治療費用が不安な場合は、治療費用のみを海外旅行保険でプラス(フリープラン・バラ掛け)する事をお勧め致します。

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