ハワイ旅行ではVISAの代わりにESTA(エスタ)が必要
2009年1月より、ハワイ(アメリカ)に観光・短期商用目的(90日以下)で旅行する場合は、ハワイ行きの航空機や船に搭乗する前にオンラインで渡航認証(ESTA)を受けなければなりません。
申請方法はESTAオンライン申請サイトより自分で申請でき、費用は14ドルとなります。(2010年9月より有料化されました。)
また、旅行会社などでもESTAの代理申請をしてくれますが、費用は5,000~6,000円程必要となるため4人家族ですと15,000円ほど差額が出てしまいますので、家族分を纏めてオンライン申請するほうが良いでしょう。
ESTA申請時に必要なもの
パスポート
ビザ免除プログラム(VWP)参加国のパスポートが対象で、日本はこの免除国に該当します。
クレジットカード
申請費用14ドルの支払用クレジットカードまたはデビットカードが必要となります。
マスターカード、ビザ、アメリカンエキスプレス、ディスカバー(JCBを含む)が利用可能です。
ESTAオンライン申請サイト(アメリカ大使館公式サイト)
https://esta.cbp.dhs.gov/esta/
申請の流れ
ESTA認証を取得するためには5つのステップを終了する必要があります。
申請書送信前に14ドルのESTA費用の支払いが必要です。
ステップ5で回答が表示され手続き完了となります。
ステップ1:申請書の入力
初めての申請は申請画面左側の「申請」をクリックします。
回答は英語で入力する必要があり、*印は必須項目です。
ステップ2:申請書の送信
ステップ1で入力した情報を確認するページです。
入力データに間違いがないかチェックし、全ての入力項目を確認後に再度パスポート番号を入力します。
次に画像認証上の文字を入力し、「申請」ボタンを押します。
ステップ3:申請番号の記録
申請番号が発行されます。
申請番号は情報を更新する際に必要となりますので、このページを印刷するか控えておきます。
「次へ」をクリックし、ステップ4に進みます。
ステップ4:ESTA費用の支払い
"Pay(支払い)"ボタンをクリックしてCBPオンライン支払いフォームに進みます。
クレジットカード情報の入力が必要です。
JCBカードでの支払いは、ディスカバーのアイコンをクリックし、JCBカード情報を入力します。
入力必須項目は、カード名義人の姓名、請求書送付住所、国名、クレジットカードの種類、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティーコードです。
全ての情報を確認の上、"Submit Payment(支払い情報送信)"ボタンをクリックします。
ステップ5:審査結果の表示
回答には3種類あり、ほとんどはすぐに表示されます。
渡航認証許可
ESTAが承認されましたので、ビザ免除プログラムでの渡米が可能です。
申請番号と有効期限が表示されていますので、このページを印刷して保存しておきます。
空港で提示する必要はありません。
渡航認証保留
ESTAは審査中です。再度ESTAサイトにアクセスし、申請状況を確認してください。
回答は申請後72時間以内に確認が可能です。
渡航認証拒否
ESTAは承認されませんでしたので、最寄の大使館・領事館でビザの申請が必要となります。
ESTAの有効期間
ESTAは、承認された日から2年間またはパスポートの有効期限が切れるまでのいずれか早い方の日までが有効となります。
有効期間内であれば複数回の入国が可能です。
申請の時に使用したパスポートで入国する必要がありますので、新しいパスポートを取得された場合は、再度ESTAを取得する必要があります。
ESTA申請の代行手数料詐欺サイトに注意(ESTA詐欺に注意)
本来のアメリカ大使館の公式サイト(https://esta.cbp.dhs.gov/esta/)から申請すると、費用は14ドルですが、
慣れない申請の隙をついてESTA申請代行料をとるサイトが幾つかあります。
全てのサイトが詐欺という訳ではありませんが、折角節約のために自分でESTA申請しているのに、余計な代行手数料など支払いたくないです。
我が家では、まんまとこの詐欺まがいの代行申請サイトを利用してしまい、1人7,400円の請求が来てしまいました。
家族4人で総額29,600円の請求。20,000円以上の高い授業料を払わされてしまいました。
そんな事にならないように、必ず公式サイトから申請するようにして下さい。